2024年12月26日
お知らせ
2024年の活動報告と“AIまちづくり”への取り組みについて
株式会社ホンダスタッフィングサービスは、新たに設立した事業所「Wing-AI Lab」のオフィスを2024年4月より本格稼働させました。2024年の活動は、茨城県常総市のAIまちづくりコンソーシアムへの参加と、AIまちづくりの取り組みの一つとして“AI×教育”プロジェクトが開始しました。また、茨城県常総市と東京都秋葉原の2つの拠点では、AIプログラミング、制御ソフトウェア開発、技術実証実験、データ分析、受託研究/開発、エンジニアリングサポートを行っています。
Wing-AI Labの活動や研究内容は、ホームページや学会などでもご紹介をしていきます。2024年最後の出展「第25回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2024)」は、機器展示のほか、オーガナイズドセッションにも参加し終了しました。
2025年の活動にもどうぞご期待ください。
拠点紹介
自由な発想で、研究開発を機能的・効率的に行えるよう、遊び心を加えた2つのオフィスを用意しています。
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-紫峰-オフィス
事業所内にはテストコース「AIモビリティパーク紫峰」があり、机上研究以外に実証実験も行います。
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秋葉原オフィス
つくばエクスプレスで茨城ともつながる秋葉原のオフィス。移動が便利な場所で効率よく研究開発が行えます。
常総市“AIまちづくり”への取り組み
活動の場でもある茨城県常総市では『市⺠がAIをつくる』という目標を掲げ、“AIまちづくり10年構想”を進めています。Wing-AI Labは、この“AIまちづくり”における知能化モビリティの技術実証実験、「AI×教育」、「AI×観光」、「AI×農業」の領域に参画していきます。
知能化モビリティの技術実証実験
2024年2月から本田技術研究所と協調人工知能「Honda CI」を搭載したCIマイクロモビリティの一般向け「自動走行技術実証」を開始。
自動走行するCiKoMa(サイコマ)の試乗とWaPOCHI(ワポチ)の追従・先導走行体験の機会を提供。
- ※WaPOCHIの体験利用は、2024年6月をもって終了しています。
情報発信拠点の運営
Honda ASV-Lab.(本田技術研究所の技術実証実験用のテスト基地兼、技術情報発信のスペース)展示エリアの運営。
搭乗型のCiKoMa(サイコマ)と、徒歩での移動に追従するWaPOCHI(ワポチ)のCIマイクロモビリティ技術を展示しており、 CiKoMaは試乗体験※が可能です。
AIや自動運転などの最新技術を実際に見たり体験していただける、“AIまちづくり”に関する情報発信拠点としての役割を担っています。
- ※試乗体験が可能な日程は、こちらからご確認ください。
“AI×教育”プロジェクト
常総市内の小中学生を対象としたロボットプログラミング講座「AI-Formula Kids」が2024年11月からスタート。
「AI-Formula Kids」は、ロボットやプログラミング学習を通して子どもたちがAI技術の研究や実験の楽しさに触れ、プログラミングや自動運転を身近に感じ、さらに子どもたちが将来、AIまちづくりの取り組みに携わってみたいと思ってくれるよう活動しています。
常総AIまちづくりコンソーシアム
本田技術研究所と茨城県常総市は、AIや知能化マイクロモビリティを活用した「AIまちづくりへ向けた技術実証実験に関する協定」に基づき、「常総AIまちづくりコンソーシアム」を設立しました。
本コンソーシアムは、公民連携で6次産業×AI技術により新たな産業と雇用を創出し、魅力・活力のあるまちづくりを目指します。
民間企業からは、株式会社本田技術研究所、株式会社ima(あいま)をはじめ、Wing-AI Lab(株式会社ホンダスタッフィングサービス)も参画していきます。また、Wing-AI Lab所長の吉原里実が「常総AIまちづくりコンソーシアム」委員に就任いたしました。
Wing-AI Labは、この度の参画や就任を機に本コンソーシアムの活動促進に一層貢献してまいります。
常総市 AIまちづくりについて(常総市サイト)
採用活動の強化
今後も人々の移動と暮らしの進化を創造し、新しい価値に向かって研究開発を進めるべく、積極的な募集を行っていきます。
私たちは、新しく集まったメンバー1人ひとりとCIマイクロモビリティ/AIまちづくりの新価値の創造と提供を通じて、「可能性が拡がる喜び」を感じ羽ばたき続ける組織を目指しています。
共にチャレンジしていただける方のご応募をお待ちしています。
採用情報ページ
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